病気の原因|40年前の米国報告書から何も学ばない愚かな実態とは?

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皆さんはジョージ・マクガバンという人物をご存知ですか?マクガバンレポートとして全米で注目されたその報告書は40年以上前の1975年に発表されています。

当時、米大統領の命により、慢性病と食事の関係について世界的に調査を行い「医療費が上がっても病人が増え続ける理由」をまとめたものです。

これ、驚くことに今も昔も慢性病問題は何も変わっていません。この病気の原因と対策もはっきり分かっているのに、今もなお、現代人が同じ過ちを繰り返し、がんをはじめとする現代病が蔓延していて、世の愚かさを改めて痛感できる内容なのです。

そして、こうした健康問題対応の流れ(主流)が、がん治療最先端とか、現代病の新薬開発とかの現代医療になってますが、それが極めて誤った方向に国民が導かれていくのかがよく分かります。

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こんな貴重なマクガバン・レポートが世の流れにならない理由


まず、このレポートの結論を端的に言うと、

「アメリカ人が好む肉・乳製品中心の食生活で大量摂取する動物性脂肪分は、心臓病や脳卒中、がん、高血圧、糖尿病など慢性病の死亡率を上げる」

という病気の原因が明らかであることが分かり、そもそもアメリカ人の食生活が根本的な問題であると結論付けたのです。

そして、肉や油物、乳製品など高カロリーや高脂肪、動物性の食品を減らし、穀物や野菜、果物などを多く摂取するように。と結論付けているレポートなのです。

ところが、この後、何が起きたか分かりますか?

1977年、上院の公聴会で多くの食品業界がこのレポートに異議を唱える側に立った発表を行い、その結果、肉や乳製品の摂取を減らすことを強調せず、目指すべき食生活を弱めた内容にしたのです。

そして、更に米国医師会は、当時の医学知識ではまだ人間の食生活と病気の原因についてなにも理解されていなかったにも関わらず、「食事(栄養)に関する基本的知識を与えることは、医師の医療行為を踏みにじる権利侵害だ」としてマクガバン・レポートに異議を唱え始めたのです。

これら反対勢力は、マクガバン・レポートが国民に更に広がらないようあらゆる手を講じます。彼らの持論を通すロビイストや医療、栄養学のエキスパートの積極起用、そして巨大なメディア広告活動によって子供から“彼らの”栄養知識を植え付けていきました。

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↑その効果が功を奏し、米国人の摂取カロリーは、1970年に2,057Kcal、1990年に2,405Kcal、2008年には2,640Kcalにまで上昇し、肥満や糖尿病は実に2倍以上の増加となったのです。

実態は、マクガバン・レポートが発表された時よりもより多くの油物、肉、乳製品を消費するようになっていたのです。こうなる前にマクガバン・レポートでは、心臓病、がん、糖尿病、高血圧が今後一気に広がることを見越し、緊急の対策をするよう強調していました。

この数字は、食品業界、医師会の勝利、国民の敗北が決定的となったまさに信じがたい証拠となりました。


慢性的な現代病を薬や手術に頼ろうとする愚思考洗脳


マクガバン・レポートは、現代医療は我々を助けてくれないことを明らかに示しています。ところが、多くの人は、“一連の健康問題は現代医療や最新医療技術が解決してくれるものだ” と信じ込むようになっています。

がんや心臓病をはじめとする慢性の病気の主原因が食事によるものであるにも関わらず、みごとなほど世間では「最先端医療効果」や「薬による処方効果」ばかりを強調し、すっかり根本的原因が薄まって(軽視して)しまうようになったのです。

現代医療による治療では決して正しい病気の根本改善ではないのですが、実態は…肥満や慢性的な病気にかかった人は、病院に行き、大量の薬を飲み、時に身体にメスをいれて対処療法を施されるのです。それは決して健康的な身体を手に入れることにはなっていないのですが。

もちろん医者が「薬や手術をせず、食事を変えれば治ります」とか、「正しい食生活をおくれば病気になりません」などと、口が裂けても言えないし、言わないし、思わない(ごくまれに言う“本物”の医者はいますが、超少数派で日の目は見れず変人扱いされてます)のが通常です。

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↑その結果、マクガバン・レポートは何の意味をなさずに、「医療費が上がっても病気が増え続ける原因」が分かっていながら、すごい勢いで医療費が上がり続けて病人が増えているというオチになりました。(赤線が医療費の増加グラフ)

ここで改めて強調したいのは、

1.1975年に “もしマクガバン・レポートを受け入れ、忠実に手を打っていたら、病人は減り、健康的な人が増加した” はずだが、、
2.それによって医療業界、食品業界の経済的打撃が大きいので利益優先にした
3.それを正当化するためにメディアや知識人を利用して国民を違う思考へ誘導した
4.その結果@、業界は潤った
5.その結果A、国民に病人が多発して医療費を払えない破綻者が激増した

わかりますか?いかにこの世の中は違う力によって動き、殆どの人は自覚ありませんが、国民が犠牲(健康被害と業界へ自己資金供与)を強いられているのです。

マクガバン・レポートで警鐘を鳴らしている西洋食生活はGHQの思惑通り戦後日本に侵食し、米国と同じ経緯をたどっています。そして、その西洋食を持ち込んだアメリカのレポートで「理想的な食生活は伝統的な日本食」と結論付けているこの皮肉。

残念ながら、もはや “伝統的な日本食が、病気にならない健康を手に入れる正しい日本人としての食生活である” という食文化思想が主流になることはないでしょう。

更に、悲しいかな1970年代よりも現代は病気になる原因が増えており、食事だけでなく電磁波や過度なストレス社会という別の病気の要因も出てきてしまっています。

何にせよ米国同様に日本人も洗脳と思考停止によって、この病気の原因を根本的にマクガバン・レポートのようにシンプルに理解し、解決できる人は少数派のままでしょう。

(参考:George McGovern’s Legacy: The Dietary Goals for the United States


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posted by 阿呆多良介 at 06:00 | 歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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