1日1万歩ばかりを目標にしている不健康な人たち

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ウォーキングは体にいいので毎日1万歩を目指そうと思っている人はたくさんいますよね。しかし、現代の生活スタイルでこの1万歩に高いハードルを感じている人はたくさんいるのではないでしょうか。意外と普通に生活していると到達しないもんですよね。

しかし、この目標歩数1万歩って誰が考えたんでしょう?

どこかのスポーツ選手でもない限り、ウォーキングをはじめ運動をしている人の目的は「健康」のためだと思います。歩数だけに捉われすぎて本来の健康になるという真の目的を忘れて1万歩計到達に夢中になりすぎている人、あるいは1万歩さえ歩けば健康になれると思っている人も多いのではないでしょうか。

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どこから始まった?1日1万歩健康説


今では欧米でも目指す健康目標値となった1日1万歩。実は東京オリンピックの1964年に日本が設定したそうなんです。その後、この数値が一人歩きし、グローバル化していったんですね。

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↑この時代、日本も東京オリンピックブームに感化されウォーキングで健康になろうと言うスローガンのもと1965年にYAMASA社から「万歩メーター」が発売され「1日1万歩」目標が広がっていったと言われています。

ただ、この1万歩って何を根拠に設定されたのでしょう?ハーバード大で日本の社会文化を研究するセオドア・ベスター氏は、

「こちらの1万歩という数字ですが、当時のマーケティング(商業)目的として聞こえの良い数字にしたに過ぎないと思われます」

とコメントしています。

えっ、、根拠特に無し!? ・・・。当時の商品は計測が1万歩までが限界だったからという話もあります。いずれにしても結構いい加減で健康になる指標という数字ではなかったということですね。。

さて、ではちょっとデータに基づいてこの1万歩に意味があったのか調べてみます。まずウォーキングの目的は “余分なカロリーを減らして健康体になる” ということですので、日本人がどれくらいカロリー摂取をしているかをみてみましょう。

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↑日本人の平均摂取カロリーは実は1965年の時も今もそれ程大きな差は無く大体1900kcalくらいですね。いやむしろ40年前まで増え続けていましたが、近年は健康に気を使ってカロリーを意識する人も増えているので減っているんですね。

日本人の1日の平均歩数は大体7000歩です。1万歩歩くと大体500kcalの消費エネルギーと言われています。

男女差、体格差、年齢、生活習慣差がありますので一概に言えないのですが、基礎代謝量と移動で歩いたり通常の生活で消費されるカロリーは体重×30と言われています。

つまり、1日7000歩を歩く男性で70kgの人なら2,100Kcal、女性で50Kgの人なら1,500Kcalということになります。1日1万を目指すと+3000歩ですので、+150Kcal消費です。

これをみると普通に食べている人であれば7000歩でもOK、1万歩を目標にするのは理想的であながちまちがってないということになりますね。しかし!どうにも健康との結びつきには腑に落ちないのです。

『1日1万歩=健康生活をしている』は間違った感覚


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↑こちらが日本人のがんのグラフ(国立がん研究センター発表)です。確実に増えてますよね・・・。

なんか不思議に思いませんか?平均すると摂取カロリーも減少しているし、1万歩を目指す人たちが増えて適正なカロリー消費をして健康生活をしているはずなのに年々がん患者が増加、生活習慣病の人たちも多い。

では、これらの病気になっている人は全員カロリー過剰摂取で不健康なデブの人ばかりなのか、というとそんなことはないですよね。

答えは簡単なのです。適正なカロリー消費は当然のこと、一番大事なのはどんな食事を摂る生活をしているかにかかっているのです。

仮に1日2000Kcalに抑えた食事をしていても低カロリーだけど添加物ばかりのコンビニのもの、野菜を多く摂っているけど農薬だらけ、カロリーゼロとかオフとかだけに騙されて添加物MAX入の飲食物、電子レンジで食物細胞を破壊された食べ物、こんなものばかりを食べてカロリーをコントロールして1日1万歩と言っていても全然健康生活にはなっていないのです。

人間の現代病になる3大原因は「食べ物(化学合成物質入り食品、食べ過ぎ、等)」「(過度な)ストレス」「電磁波」です。健康を手に入れるのに適正な運動(ウォーキング)は当たり前というレベルでしかないわけです。

江戸時代の人たちの食事は完全な日本食でした。ただ、1日米1升ちかくを平らげる人も多かったそうなので人によっては4000〜5000Kcalは摂っていたと思われます。ただ、江戸時代の人たちは移動手段が徒歩でしたので、その分を消費する1日30,40kmは当たり前のように歩いていました。

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↑ 江戸時代の食事は当然の事ながら米、魚、穀物、野菜中心の日本食で、当たり前ですが添加物や農薬入のものはありません。もちろん現代のようにがんなどの生活習慣病になる人はいませんでした。

添加物のような毒素の含まない日本人の体にあった日本食さえきちんと摂れれば、今のような悲劇的な生活習慣病患者の増加が起こることは無くなってくるということですね。江戸時代の健脚人とまではいきませんが、そこに適正な運動量をいれることで「本物の健康体」を手にできるわけです。

健康を目指すことが一番の目的なら1日1万歩にこだわりすぎず、もっと大事な部分のケアを怠ってはいけないですね。


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posted by 阿呆多良介 at 07:00 | 食 / 健康 / 体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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