米国発インフルエンザ予防接種の変〜ここまでやるか客取り合戦!


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秋冬シーズンになると、恒例のインフルエンザ予防接種のお知らせがはじまりますね。
同じようにシーズンピークを迎えるアメリカでは、各ドラッグストアで日本では見ることの出来ない予防接種客の取り合戦が勃発しています。

時期もちょうどホリデーシーズン。ブラックフライデーやクリスマスシーズンの商戦期と重なり、さながらデパートやおもちゃ売り場が必死に広告宣伝する商品販売と同じようにライバル店同士が客の取り合いをしているんです。

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日本では見られない予防接種で商品割引クーポン!


アメリカでは、ドラッグストア(日本でいう薬局)に行けば、常勤している薬剤師さんが予防接種をすぐに打ってくれます。

いまアメリカ大手のドラッグストアはWalgreens, Rite Aid, CVS Pharmacyなどが代表としてあがりますが、世界を代表するウォルマートやTarget、Safewayなどの大手スーパーにある薬局コーナーでも薬剤師さんがいるのでばっちり打てるんです。アメリカでは日常生活の中で“ついで打ち”が出来るシステムなんですね。


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↑こちらはCVS Pharmacyの広告です。インフルエンザ予防接種で20%OFFショッピングパスをゲット!と宣伝して予防摂取を促してますね。負けじとSafewayは打ってくれたら買い物は10%OFF!でアピール。Targetも5%OFFならと応酬しています。

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↑店頭でもこんな感じでお客さんにアピールアピールです。

しかし、この競争激化で10月からのプロモーションシーズンでは遅いと、インフルエンザシーズンよりももっと前倒して予防接種をするような動きが始まっているんです。まさに壮絶な客取り合戦!

Walgreensは夏の8月19日からストアで摂取できるプロモーションを始めると、すぐさま競合のRite Aidがそれよりも1週間早い8月12日から接種できると発表。

こうなるとストアもそれなりの理由付けが必要です。Rite Aidは

接種可能な時になったらすぐ打つことが自分を守る最善の方法です

と。Meijer ドラッグストアは、

予防接種のベストな時期は10月ではありません。学校が始まったら子どもたちは自宅にウィルスを運んでくるんです

とのコメントを発表。もはや時期はどうでもいいからとにかくすぐ打ちなさい!という自分たちルールにしたみたいですね(苦笑)

ここまで力を入れるのは当然で、彼らドラッグストアはこの予防接種で相当な売上になり、特に年末のかき入れ時が企業業績に大きな影響を及ぼすのです。

2013年のFofbesのレポートによると、オバマケアの効果もあり、CVS Pharmacyのインフルエンザワクチン予防摂取は前年比で何と2倍になったそうです。また、2014年第一四半期(1〜3月)のWalgreensの売上は前年比で34%UP!他のドラッグストアも軒並み30%近い売上UPにつながっているそうです。

客としては、摂取する気ががなくて来店しても保険適用が適用され自己負担が減り、打てば20%OFFクーポンがゲットできる!と知って「とりあえず買い物も安くなるしついでに今日やっとくか」という流れができるわけですね。

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↑ちなみにさすがアメリカ!と思わせる究極の予防接種は、な、なんとドライブスルーでインフルエンザのワクチン接種ができるというもの。ハンバーガーじゃないんだから…


効果がなくても毎年ワクチンは作り続け摂取してもらう必要がある


もともと毎年作られるインフルエンザワクチンの効果は多くの専門家や医師からも効果なしと言われ続けています。仮に〜型と〜型があっても毎年ウィルスは異変を続けていくので、事前にそれをぴたりとあてたウィルスワクチンを作ることは物理的に不可能であることが分かっているからです。

また、世界保健機構WHOがついに『インフルエンザワクチンの感染予防効果は期待できない』とはっきり発表してしまいました。

厚生労働省も効果があるとはいえなくなっているので苦しまぎれに「ワクチンはインフルエンザに絶対かからないというものではないが、ある程度の発症を抑える効果が一定程度認められる。重篤化を阻止する効果があるが、その効果も100%ではない」という、効くのか効かないのかどっちなんじゃい!というツッコミをいれたくなるような訳の分からない表現でごまかしています。

しかし、そういった否定的な情報はとにかく蓋をしてインフルエンザ予防接種をしようという誇大広告だけが毎年始まるんです。

Influ市場.png(source : GBI research)
↑こちらは世界のワクチン売上のグラフです。日本も市場規模は輸入もいれると2,800億円と推定されています。そこに関わるのがワクチン開発会社、製薬メーカー、病院(医師)そして国です。

そうなんです。効かないと分かっていても、もうやめられないんです。いまでは世界中で大きなお金が動く巨大マーケットのワクチンビジネスを「効かないから製造中止します〜」なんて口が裂けても言えないんですよね。

毎年効かないワクチンを作り続け、毎年打たせ続けて儲けるためだけの世の中になってしまっただけなんです。20%OFFクーポンにまで替えて打たせようとする予防接種や各店の客の取り合いが本当の姿を物語っていると思いませんか?

予防接種したのにインフルエンザになった人が「今年は外れちゃった」などと言っている人は、世の中の宣伝に流されず、もう一度自分で事実を調べたうえで摂取判断しないといけませんね。

参考:How the Flu Shot Became the New Doorbuster Deal)


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posted by 阿呆多良介 at 06:00 | 医療 / 薬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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