国産野菜の安全神話で農薬大量摂取〜この真実を知らない恐ろしさ・・


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スーパーで野菜を買ったり外食すると大抵どこも産地を載せて新鮮な国産野菜を使ってます!とあたかも「だから安全ですよ」と誘導した各店の健康イメージ戦略を目にします。

確かに潜在的に国産野菜って安全だっていつのまに刷り込まれてますよね。もちろん放射能の問題から国産なら何でも安全というマインドはなくなってきてますが、やはり昔から中国産の野菜は危険、国産野菜は安全、という何となくのイメージ先行がいまだに大きいのかもしれません。

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↑こちらは食料品を購入する時、外食する時に国産品かどうかを気にかける調査結果(日本政策金融公庫調べ)です。約8割の人が買い物の時に気にかけ、4割の人が外食の時に気にかけており、国産品への安全神話は依然強いようです。


こんなに被害が甚大!世界的に問題となっている農薬使用


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ところでご存知でしたか?農産物はミツバチがいないと育たないということ。世界の100種類もの作物のうち70種類はミツバチが受粉を媒介することで農産物が育ちます。アインシュタインは「ミツバチの絶滅は4年後に人類の滅亡を意味する」とまで言ったそうです。

そんなミツバチが毎年各地でどんどん減少しておりこの世からいなくなっています。
2006年米国フロリダのある養蜂家から2/3ものミツバチが消えてしまったという報告を皮切りに全米で蜂の失踪報告が相次ぎました。気がつけば2007年までに北半球の25%の蜂が消えてしまったのです。

驚きの報告がEUです。2008年にはヨーロッパで30%ものミツバチが死んだのです。そしてドイツではなんと80%にまでに達しました。日本でも水田付近のミツバチが大量死したとの報告が出ました。

ここで指摘された主原因は農薬とされており、特にネオニコチノイド系農薬の使用が問題視されるようになりました。ただし、一般的には(世の中お得意の)科学的解明まではされておりません、と言われています(苦笑)

このネオニコチノイドは特に神経系がやられるもので、大量の蜂もこの農薬により死に至るか、生き残ったとしても神経のダメージで方向感覚を失い帰巣できずに失踪し死んでしまうという指摘がされています。

ヨーロッパの被害は甚大ということもあり、2013年に異例のEU全域でネオニコチノイド系農薬の全面使用禁止(2年の暫定規制)に踏み切りました。

アメリカはというと、、、バイエル社をはじめとした農薬大手企業と政府がべったりとくっついており、多額の寄付金などのロビー活動が行われていました。

そこで出しだ米政府の見解は、“トラック移動するミツバチが受粉活動する移動距離が長くなあり過度なストレスによるもの” という信じられない解釈を発表し、すぐに規制に踏み切らなかったのです。

しかし、金で動く政府も世の流れで2015年には遂にネオニコチノイド系農薬の使用を原則禁止する発表をしたのです。さてさて、日本は、、、


正気ではない農薬残留基準値の緩和が日本人の体を徐々に病気へと追い込む


世界の流れと逆行し、日本は2015年何とそのネオニコチノイド系農薬の規制緩和に踏み切ったのです。しかも最大で2000倍!もの基準値緩和です。

ほうれん草なんかは40ppmの緩和で子供が40gをとると急性中毒になる可能性もあると言われる量です。他にもネオニコチノイド系農薬の規制緩和に影響を受ける野菜はレタス、ニラ、セロリ、小松菜など多数に及びます。

びっくりな話があります。ミツバチ大量死事件で2013年日本政府は養蜂家から農薬の関係を指摘され、農林水産省が大規模調査に入りました。その調査は10ヶ月に全国69箇所で行われました。

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その結果、全体の9割の場所でイネの栽培時の農薬散布ちかくでミツバチの死骸が見つかり、その死骸を調べるとミツバチからも農薬が検出されました。ここではっきりと因果関係が証明されたのですが、農林水産省はミツバチの飼育を水田近くでしないように、また活動が盛んなときは農薬散布を避けるような注意喚起にとどまりました。

その2年後に農薬残留の規制緩和の発表です。国民をバカにしてるんですね。

さらにこのネオニコチノイド系農薬の恐ろしさをお伝えすると、農薬って作物の表面に散布して虫からの害虫を守るというイメージですよね。ところがこの農薬は水溶性、つまり茎から水と一緒に吸収され作物が育つのです。

ですので、その茎や葉っぱを虫がかじるとたっぷり含まれた農薬で殺されてしまうというものです。野菜は7割〜9割水分でできてるのです。これを人間が食べているんです。。最大2000倍もの基準値緩和された農薬がたっぷり含まれた国産野菜を、、、。

昨今、日本人の神経難病者が増えていたり、発達障害などの神経系の病気の子供が増えています。これを知らずに食べている妊婦さんや子供たちがいたらと思うと怖くなりますね。


国産野菜の安全神話で政府は安心して農薬会社と癒着できる


さて、このあまりに不合理な農薬残留基準の規制緩和、なぜそうなったかというと、この緩和を申請したのが農薬大手の住友化学社なんです。世の流れからもこうも簡単に申請が通るものでしょうかね?と思いがちですが、この会社の会長は経団連会長(2015年現在)の米倉氏なんですね。過去にアメリカで起きた理不尽な使用継続と何か共通性を感じてならないですね。

そして、彼が推進していることは2つあります。モンサント社との協力関係の提携成立もう一つはTPPです。

ネオニコチノイド.jpgモンサントと組むことでまだまだ規制がかかっていない地域に自社のネオニコチノイド系農薬を売る計画です。もちろんTPPによる自社農薬商品の拡大だけでなく、モンサント遺伝子組み換え種の日本市場開放も協力体制ということでしょう。

将来的にミツバチがいなくなり自然受粉による作物ができなくてもモンサントは人工授粉による遺伝子組み換え作物を作っていけます。むしろミツバチがいなくなる方が都合がいいのかもしれません。

この問題に限らずですが、金と利権のみで動いているこの世の流れ。もちろんですが、国民の健康は二の次です。恐らく10年後くらいに問題視されはじめその頃には多くの人が病気で苦しんでいることが十分ありえるでしょう。

スーパーやレストランで国産野菜の産地名が書いてあり、作り手が見えて安心できるようなイメージでも農薬をどの国よりもたっぷりと吸わせた野菜が流通している現実。これでなぜ国産野菜が安心といえるのでしょうか。

国産野菜に安全神話がある限り政府と農薬会社は安心して農薬をたっぷり使ってお金儲けができるのです。


(参考;ネオニコチノイド 洗っても落ちない農薬があるってホント?


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posted by 阿呆多良介 at 10:00 | 食 / 健康 / 体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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