人気商品の虫よけに決まって使われる成分「ディート」の正体


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蚊のシーズン到来です。蚊や虫さされを考えただけで体がかゆくなりますね。最近ではデング熱のニュースでいっそう虫よけスプレーや家に置く虫よけなどが多く使われる傾向にあるようです。

しかし虫よけスプレーは直接皮膚につけ、家に置く虫よけ剤などは吸引しますので、危険な有害物質をどんどん体内に入れていることを今一度認識してこれらの商品と向き合わなくてはなりません。

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子供に使ってはいけない虫よけ成分が入っていて安全といえるのか


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↑虫よけスプレーには、「ディート(ジエチルトルアミド)」という殺虫剤の有害物質が含まれており、毒性は低く安全と言われながらも神経障害、皮膚炎などの副作用の危険性が指摘されています。

(以下:過去に中枢神経障害が起きた症例)
・ ディート被曝後に8才の少女でけいれんと急性行動変化が現れたことが報告されており、少女は抗けいれん薬による治療などを受け3日後に回復した。
 
・ 弱い発達遅滞のある5才の少年がディートを含む昆虫忌避剤をデイキャンプで朝に使用した後、重度のけいれん発作を起こした。少年は救急部でけいれんを続け、ジアゼパムで治療を受けた。他でも発作と脳症が報告されているが、ほとんどは女性であった。この場合は前駆症状がなく発作が現れた。高濃度のジメチルトルアミドの使用は小児では避けるべきである。
 
・ 自己治療のために毎日ディートを使用していた30才男性がいた。使用後短時間、鎮静作用が見られ、支離滅裂になった。攻撃性と精神病的な考えが入院を招き、病院で精神運動過剰活動や観念奔逸、誇大妄想などの異常が見られた。ハロペリドールで治療を開始し、6日以内に臨床的改善が現れた。ジエチルトルアミドとその代謝物は最終使用後2週間以上検出されている。
 
・ 少量のディート(80 mg/kg)を子供が飲んだ事故がある。症状は飲んだ2時間以内に昏睡とけいれんが現れた。患者は後遺症なく回復した。少量のディートでも重度の脳障害を起こすかも知れないのでこの化学物質の取り扱いには注意が必要であると警告した。

・ 妊娠期間を通じてマラリア予防薬クロロキンの予防的使用の他に、ディートを毎日使っていた母親から、精神遅滞、感覚運動協調障害、頭顔面奇形が生まれた例が報告されている


また、ディートは人間や動物の皮膚で他の物質の透過性を高めることが示されています。このことは環境汚染物質を皮膚から取り込むことを促進する懸念があるという指摘もあるようです。日焼け止めをぬった肌に虫除けスプレーのセット使用は相当マズイと言えそうです。

そして、こうしたディートが含まれる虫よけスプレーの注意書きには大体どの商品も以下のことが書かれています。
・6ヶ月未満の乳児には使用しない。
・6ヶ月以上2歳未満は1日1〜3回。
・目や口の周囲、粘膜や傷口にスプレーしないこと。
・噴射気体を直接吸入しないこと。
・同じ箇所に連続して3秒以上スプレーしないこと。
・小鳥などのペット類にかからないようにすること。


これは明らかにディートは危険な成分です(安全ではない)といっているようなものです。必ずこのような注意書きがされているディート入りの商品が人気商品になっているところをみると、この注意書き=ディートが何かを理解していない人が大多数ということですよね。

この注意書きは、「小動物や乳児は中枢神経系をやられ健康体ではなくなる恐れがある」と言っているのです。

では、なんでそれを大人がぬって安全なのか、、それは大人には安全ということではなく、大人であれば子供より免疫力、体力があるので急性の危険性が少ない(一時よく耳にした「ただちに健康に被害はない」)というだけのことで、毒性成分は皮膚から(場合により吸引でも)体内に浸透し体内細胞、血液に吸収され脳にまで浸透していくのです。

虫よけを使用したにもかかわらず虫に刺されてしまったらメーカーは自分の商品が売れなくなりますので、人体への安全性よりも即効性だけに注力した商品開発をせざるを得ません。結果、出来る限り多くのディート使用となるのですね。


家に置く虫よけも蚊取り線香も殺虫剤も安全性よりも効き目


家での虫よけは殺虫剤成分を空気中に漂わせる有毒ガス部屋を自ら作っているようなものです。無臭あるいは香料入りというのが安易に使ってしまうので、非常に危険です。

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↑これらの商品の多くは、ディートは使わずピレスロイド(ピレトリン)成分が含有しています。(ディートの継続吸引はかなり危険のため)

これも毒性成分は低いので安全と言われているようですが、ピレトリンを含んだシャンプーを犬に使ったら死亡した報告があります。

また、胎児や幼児期にピレスロイド剤を吸収すると、急性毒性だけでなく、成長してからも記憶障害や過敏症、運動障害が起こることが報告されています。

結局、安全性は評価済みという言葉がいつも出てきて片付けられてしまいますが、毒性がある以上体に良いわけがなく、じわじわと人体に有毒な成分が入っていることは間違いのない事実なのです。

幸い最近ではにこれらの毒性成分を使わない商品が多く出てきています。とにかくメーカーの広告文句だけに振り回されること無く、商品の成分表記をきちんと見て購入の判断をしたいところですね。


(参考:環境汚染問題 私たちと子どもたちの未来のために; ディート(ジエチルトルアミド)昆虫忌避剤


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posted by 阿呆多良介 at 06:00 | 食 / 健康 / 体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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