感情豊かなオオカミ:実は犬以上になついて人間に近い動物だった!?

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犬の先祖はオオカミといわれていますが、犬と違って野生で怖い動物というイメージが先行していますよね。ところがオオカミも非常に社会性の高い動物で、人間と犬のような関係が築けることが実験結果でわかってきました。

群れをなすオオカミは、犬と人間の関係ようにお互いの信頼で助けあったり、寛容にものごとを受け止めたりする社会性を身につけて生きている動物だそうです。

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オーストリアのMesserli研究施設で行われた実験では、犬とオオカミのこうした社会性の比較をするために、同じ場所に犬とオオカミを人間と対峙させて調べてみました。すると、オオカミのさまざまな行動が、犬の持っている社会性のある能力や行動とかなり似通っていることを示す結果が出たのです。

犬は人間の視線を追いかけ行動を読み取ろうとするようにオオカミも同様に人の視線をきちんと追いかけた動きを示すそうです。

また、オオカミも犬も閉まっている箱を開ける様子をきちんと観察し、同じことを真似て上手に箱を開けることができるそうです。しかも犬よりもオオカミのほうが多くできたとのこと。この行動は相手の動きを注意して観察し適応するという社内的な適応力を示すものです。

こうした一連の行動は、オオカミも犬のように人間や仲間同士で気を配りながら対応できる社会的適応能力を持ち合わせていることを実証しているのだそうです。

狼・Wolf【強く美しい野生】より引用**********

狼は感情が豊かであり、人間と似ている部分も多々ある。
特に瞳は感情がよく表れる。感情によって瞳孔が広がったり、狭まったりする。
目を大きく開き、無邪気にじっと見つめてくるのは『遊びたい』という気持ちであったり、逆にただじっと見つめてくるのは、脅し、警告などの意思を示している。
信頼している相手には、目を逸らす、目を閉じるなどの行動をする。
これは『あなたを警戒していない』という意思を伝えているからだ。
狼の群れは、こうしたアイコンタクトで互いの感情、立場などを理解する。

狼はボディーランゲージも豊富であり、鼻をくんくん鳴らす、牙を向いて唸り声をあげる、鼻面で相手を押さえつける、などの様々な行動を取るが、更にその行動を他の行動と合わせて表現するなど、バリエーションは様々だ。
こちらがあくびや少々大げさな伸びをして、リラックスした行動を見せると、狼も緊張を緩め、落ち着く。

(引用終了)**********

オーストリアのオオカミ科学センターで犬とオオカミとが人と共に成長していく実験をしたところ、お互いが完全に溶け込み共存して人とも上手くやっていくことができたんだそうです。

オオカミと犬は同種ではありますが、違う動物。こうした行動はオオカミがとても頭がよく感情豊かで人になつく動物であるかが分かる結果ですね。同種のコヨーテやジャッカルなんかはそこまで適応性があり人になつくことはないんでしょうね。


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(保護された野生のオオカミを世話をしたアニタと久しぶりに再会してお喜びするオオカミたち)

実際にオオカミの保護区で生活しているオオカミと人との間には信頼関係が生まれ、喜びや親しみを感じるオオカミの感情行動がみられるそうです。実はオオカミは犬よりも感情豊かで人になつきやすい動物なのかもしれないですね。

オオカミたちがかわいく見えてきました。





タグ:オオカミ

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posted by 阿呆多良介 at 21:00 | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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