「モンテッソーリ教育」は世界に通用しなくなった日本人を救えるか


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近年、世界のイノベーションの中核に日本企業がいなくなりました。時代の変化に伴い、今企業に求められているのは「新しいビジネスの想像力」です。

想像力は子供時代に受ける教育に大きく影響を及ぼしています。そんな自由な創造性、自発性を育てていく「モンテッソーリ教育」が海外では注目されています。


日本では殆ど馴染みがないですが、アメリカやイギリスなど世界では昔からモンテッソーリ教育という独自の教育法が取り入れられ、世界で活躍する多くの著名人を輩出し高い支持を受けています

ただ、先にお伝えしておくと日本は幼稚園までしかモンテッソーリ教育を認められておらず、小学校からは文科省の許可がいまだに下りずに「幼児教育法」という間違った情報やイメージがついてしまっています。


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そもそもモンテッソーリ教育って何?


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イタリアの女子医師として知られるマリア・モンテッソーリが今から約120年前に考案し、新たな教育法として完成させ世界各地で取り入れられました。


一言で言うなら子供の自主性を最大限活かした教育法。日本語では「感覚教育」と言われ、子供の5感を育てることができるよう、目に入ったもの感じるものを感覚的に自発的に学んでいくというものです。


アメリカではブームになるほど全米各地に広がり、多くの公立、私立校でも取り入れられ、現在も高い支持を受け多くのモンテッソーリ教育学校が設立しています。




 どのようなクラス構成になっているのか?


異年齢混合で年齢差のある子どもたち同士が同じクラスで学び合います。年上の子は年下の子の面倒を見、年下の子は年上の子から多くを学び子供同士がお互いを高めていく教育スタイルです。


モンテッソーリ教育では、24歳になってはじめて精神的な発達が形成されるといわれており、大きく0歳〜3歳、3歳〜6歳、6歳〜12歳という年齢グループに分けてクラス形成がされています。もちろん中学校、高校まであります。(日本での認可は幼稚園までですが…。)


特にアメリカでは、5感の発達に特に影響を受ける小学生くらいまではモンテッソーリ教育を受けさせたいと思っている親が多いようですね。学年毎にクラス分けされる教育制度とは全く違いますね!




 どのように子どもたちは学んでいるのか?


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日本で教育を受けた人には信じられないクラス風景を見ることになると思います。まず、先生、子どもたちは「勉強」という言葉は使いません。英語で「work」、日本語で「お仕事」と呼び、自分がその日にするお仕事を自分で決めるんです。


もちろんクラスの中に年齢に合わせた教具があり、「言語」「算数」「文化・社会」「芸術」「体育」などがあるので、その日登校した子どもたちはどのお仕事からはじめるか自分で決めるというわけです。先生は子供の自主性を尊重し、各自で決めたお仕事をサポートします


時間割にそって先生が一方的に教科書に合わせて進めていく(暗記)スタイルではなく、子どもたちが自主的に進んで学んでいく環境を作った教育法なのですね。なので、同じ時間でも教室内で算数をやっている子もいれば、読み書きをしている子もいたり、生物の調べ物をしてレポートを書いている子もいるわけなんです。




どのような先生が教えているのか?


モンテッソーリ協会が認定する免許を取得すればモンテッソーリ教育学校の教員となれるようです。基本的な教員への教えは「子供の自主性を尊重した学習環境を作る」ことで、子供が自発的に行うお仕事に対してあくまでサポートすることで頭ごなしに間違いを訂正したり怒ったりすることなく、子供に気が付かせることを主の役割としています。




 日本の教育で起こっていること


このような教育ははっきり言って日本の教育法と真逆ですよね。まして、規律を重んじる日本は子供がそれぞれ好き勝手なことをやってたら、先生は激怒、今は国語の時間だろ、教科書開けっ!ということになるんでしょうね。


これも日教組を中心に凝り固まった暗記型教育制度が当たり前のようにずっと根付いてしまっており、これが子供に受け身、自主性のなさ、団体行動、指示待ち人間を染み付かせる根源になっているんではないでしょうか。


ましてモンテッソーリ教育と聞くと、人によっては「怪しい宗派の団体がやる教育」というイメージでみる親御さんが多いようですが、これこそまさに日教組教育で刷り込まれて大人になった親の感覚なんでしょうね。


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世界に通用する数少ない日本企業経営者であるソフトバンクの孫社長は、

「日本の教育は暗記7割で、思考が3割。僕はこのバランスを逆にすべきだと考えています。」

と言っています。大きく変化している世の中、子どもの教育がどうあるべきか真剣に考えるべき時にきているのではないでしょうか。



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posted by 阿呆多良介 at 10:00 | 教育 / 子育て | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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