Google風船とFacebookドローンの空中Wifi対決がはじまった!


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インターネットに接続できる人たちは世界でまだ1/3しかいません。インターネットで世界中の人たちが繋がる環境を作りたいという思いでIT検索王者のGoogleとSNS王者Facebookが全く同じプロジェクトを立ち上げ実現に向けて動き出しています。

このIT2大企業が仕掛ける壮大なプロジェクトを追ってみました。しかし、こういう発想ってスケールが大きくて本当に凄いですよね。


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共通したプロジェクトコンセプト

GoogleもFacebookもインターネット回線を地上からアンテナ基地を立てて繋ぐ不便さからインターネット接続環境(地域、国)が広がらないことに着目。2社ともにそれならば「アンテナ基地を空に飛ばしてしまおう」という発想から始まっています。



「プロジェクト・ルーン」

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高速回線LTEを持つワイヤレス接続技術を搭載した大型風船(高さ12m、幅15m)を空高く飛ばし誰でも接続できるようにするというプロジェクトです。

ちなみにLoonとは「おバカ」という意味で、文字通りおバカな構想を打ち立てたプロジェクトで名がつきました。

日本でどこかの企業の社長が「このプロジェクト名はおバカプロジェクトです!」なんて言ったら大笑いですけどね (笑)それだけ自由な社風であることがうかがえます。

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風船はポリエチレン製プラスチックでできていて軽量で成層圏まで飛び、風に乗って100日間飛び続けることができるそうです。風船の飛ぶ直径40km圏内であればインターネット常時接続が可能になるというもので、動力源はソーラーパネルを使っているとのこと。最近では技術向上により半年の飛行が可能になってきたとのコメントも発表されています。


2013年にニュージーランド南島でテスト飛行をさせ成功させています。その後もテスト飛行エリアを拡大し南半球は全てインターネット回線で繋がれる壮大な目標を打ち立てています。

このプロジェクトに参加しているニュージーランドの人たちは実際に風船回線から接続してインターネットサービスが可能となっているようです。しかし予期せぬ飛行となって接続しなかったりするケースもあるようでまだ精度は低いようですね。


衛星を打ち上げるほどの膨大なコストもかからず、成層圏まで飛ぶため地上アンテナ塔のようにハリケーンなどの天災で通信がシャットダウンすることもなく常時接続が可能となる夢のような「おばかプロジェクト」。実現したら世界がまた変わっていくでしょうね。



 Facebook 太陽光ドローン「Aquila」


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コンセプトはGoogleと変わらずですが、今はやりのドローン(無人飛行機)を使って空からインターネット接続できるようにするというプロジェクトです。このドローンはボーイングに匹敵する大きさのようですが、太陽光電池を動力として飛ぶことができるので超軽量素材での長時間飛行が可能になるようです。


CEOのザッカーバーグ氏はこのプロジェクトに大きな期待を寄せているようです。


「我々は(接続環境のない地域で)インターネットが繋がるために新たなテクノロジーに対しても投資が必要です。我々のチームはこのプロジェクトにおいて世界のエキスパートを揃えており、太陽光発電による世界一の長時間飛行が可能となったAscenta社からも重要な人材を迎え入れています。各分野のエキスパートによる技術の結集で空からインターネット接続可能な夢のドローン開発が進められていきます。」


GoogleもFacebookもインターネットに接続できない推定50億人に向けた新たなビジネスの飽くなき追求が始まりました。全世界がインターネットで一つになる日が来た時、いったい何が起きるのでしょうか。







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posted by 阿呆多良介 at 15:19 | 最先端ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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